4日目

今日は、旧市街の市場とビヨット、カーニシュルメールを訪ねることに。
朝早くホテルを出て、旧市街のカフェで朝食を取って・・・・・、と張り切って早朝から出かけたのですが!
ここでひとつ大切な事を忘れていました。
市場といっても朝市ではないので、そんなに早くから開いてるわけでもなく、お目当てのスパイスを計り売りする店は開いていたので聞いてみると、9時からでないとダメだとつれない。
結局、予定変更でカーニシュルメールの、ルノワールが晩年過ごしたと言う家を先に訪ねることになりました。

ここは見応えあり!

10時会館の予定なのに10分ほど待っても門が開かず、途方にくれたものの、駐車場が開いていたのでそちらから入る事に。
入り口横にあるベンチにて。 入り口のパネル。 閉めるのは時間前、
なのに開くのは定時より遅いなんて日本じゃ考えられませんよね!
屋敷の全景。 裏庭から見た屋敷。






 
 
 
 
 
 
 
でも、はるばる来てよかった、と思える所でした。
少し不便な所ですが、是非皆さんも機会があれば一度尋ねてみてください。
裏庭の花園に立つ像。 定時に開かない門。
ルノワールの屋敷へ来る途中道路工事中で片側通行でしたが、それを知らせる?とてもシンプルな看板です。
迂回の看板。 丘の上からの眺め。

満たされた思いを胸に、藤田嗣治の作品があるという地中海美術館へ・・・・・。
ところが、到着したのが11時35分。すでに閉館。なんということ!
昼休みは12時から14時でしょう!なのに入場できないなんて。(ーー;)
たった5分に泣かされるとは・・・(T_T)
どうりで、急な坂道を登る途中、中腹あたりにはポツンポツンとだったレストランやカフェが、上になるほど増えてきたのは、こういうことかと合点がいった次第です。
急ぎの用の無い人たちは、ゆっくりランチをいただきながら14時過ぎの開館を待つのですねー。あいにく私達は時間の余裕が無かったので後ろ髪をひかれながらも、もとの急な坂道を下っていきました。途中見かけた、こんな急勾配の道でバイクに乗ってるお兄さんは勇気があるなァと感心したり、あきれたり。(^_^;)

それにしてもお城はなぜこんな高い所にばかり在るのだろうと、恨めしくさえ思った。
当然といえば当然なんだろうけれど・・・・・。
その分眺めが良いのでお相子と言う事か?

カーニシュルメールの駅前からタクシーでビヨットまで移動。この運転手が妙に人のいいお兄ちゃんで、(というか、それまでニース市街で乗ったタクシーがどれもぼったくり!)彼のお薦めに従い、可愛い村へと案内してもらいました。それにしてもヨーロッパ人はなんで算数苦手なんだろうね?おりてから気付いたのだけど、お釣り間違ってたのね〜。1ユーロ得しちゃた!(^^ゞ

若いスタッフがいそいそと働くカフェでサラダ・プラでランチに。ここでいただいたモッツァレラ・チーズと生ハムの美味しかったこと。日本に戻っても忘れられずに、何度か挑戦したけれど。
もうこれは素材の良し悪しだけの問題ですね。また食べに行きたいな〜。
ガラス細工のお店をのぞいたり、古い教会を訪ねたりと、ひとしきり散策をしてそろそろニースへ戻ろうと思ったけれど、なんだか離れがたくて・・・・。
実は、ガラス細工店で見かけたカエルが気になっていたんです。もう一度見てから帰ろうと思い、やっぱり連れて帰ることに。
一度ホテルへ戻り、軽くシャワーで汗を流してからバスで旧市街の市場へ。やっとお目当てのスパイスをGET !!
後日、リヨン、パリでも同じような量り売りがありましたが、ここニースのものが一番安かった。
ジプロックで二重に包装しても、スーツケースの中がスパイスの香りでいっぱいだったことを差し引いても、やはり買って良かったと日本に戻ってからも、一人ほくそ笑んでいました。

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